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スノーモビル体験記(2009〜2010年シーズン)

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2010 年1月2日  ゴ アーズ・北側上級コース(野辺山温度計−5℃、佐久穂町清水温度計−8℃)

今シーズンは久しぶりに12月にオープン!と言うくらい寒いです。 ただし、時期早々のため積雪がまだ不足気味・・・。12月30日に電話で状況を聞いたときに、大晦日から元旦は天候が大荒れになるので来ない方が良いとの アドバイスを受け、1月2日に初滑りをすることにしました。

今回からは、「My Mobile」のPZ480LTの登場です。

現地に8時過ぎに到着、正月+1000円割引の高速道路や国道141号が想像以上に空いていたため、予定よりかなり早く着いてしまった。

暖を取りながら年末から元旦の話(あまりの寒さで凄かったらしい)を聞いた後、PZの出発準備・・・といってもガソリンを入れるだけですが。
エンジンはチョークを引いてリコイル3回目で掛かった。麓で−8℃の気象条件で3回でエンジン始動とは絶好調の証。秋の整備が功を奏した気がします。

エンジンの掛かったところで、9時スタートでいつものもみの木まで1往復、気になっていたプラグのかぶりもなく絶好調のまま標高2000mの雨池のもみの 木に約15分で到着。天候は粉雪舞う状況でしたが、暴風に負けず天然クリスマスツリー状態になっていました。ちなみに正月とあってクロカンやスノーシュー を満喫している人が結構いました。
もみの木 雨池周囲 MyMobile
3枚とも雨池付近で撮影

一旦ロッジに戻り、11時スタートで今度は地元の人たちとグループで仙境都市めざしました。通称お化け〜一本橋〜双子池の先、シーズン初めの踏み固まって いない雪のため、スタックの連続。仙境都市到着が午後1時30分、そこで昼食を取り、午後3時に仙境都市を出発、午後4時にロッヂ到着。かなりハードでし た。

お化けのところ(標高2200m)でもプラグがかぶらず吹き抜けていたので、次回はじっくりと楽しみたいと思います。

2010 年1月30〜31日  ゴ アーズ・北側上級コース(野辺山温度計+3℃、佐久穂町清水温度計+4℃)

2月も間近のトップシーズンのはずなのに、道路に雪がない!本当に びっくりするような状態でのモビル走行になりました。

とは言っても標高高い雨池やお化け付近はいつもながらの傾斜を保っている。大河原峠も半分お化けとかしているが走行可能でした。
お化け1 お化け2
お化けから1本橋方面                 超えてきたお化け

大河原1 大河原2 大河原3
この3枚は大河原峠で撮影

そして、スラロームのコースを下り、うその口まで来ると、やはり雪なし・・・ロッヂに戻るコースの約1/5が雪のない最悪の状態を走破することになりまし た。

NHKゲート1 NHKゲート2
この2枚はNHKゲート付 近で撮影

翌日は、午前中しか時間が取れなかったので、雨池まで行き戻ってきました。距離は短いのですが、朝一の走行はとても気持ちいいものです。
もみの木 しかの食害 初級林道コース
   いつものもみの木                  鹿に食べられた 幹の皮            標高1900m付近のスピードコー ス

2010 年2月20〜21日  ゴ アーズ・北側上級コース(野辺山温度−4℃、佐久穂町清水温度計−3℃)

2月下旬にやってきました。前回の1月末とは一変、本来の雪道を登 る状態になっていました。

20日は、ソロで大河原峠を目指しました。いつものお化けが恐怖の状態になっており、さすがにスコップを取り出し、コース作り。それでもきつかったため、 後発のチームに手伝ってもらいお化け越え、その後は順調に大河原峠手前50mまで走行。
お化け3 お化け4
この2枚はお化けです。雪庇が成長していました。

大河原峠手前では大規模なお化けが出現しており、走破を断念し徒歩で大河原峠の景色を楽しみました。足下は一面雪紋が見ることが出来、数日前の暴風のすご さが分かりました。
大河原 浅間山
女神湖方面 仙境都市から
この4枚は大河原峠で撮影、1月30日撮影より斜面が急峻になっています。
雪紋
この1枚は大河原峠で撮影した雪紋(せつもん)
      

後半は、1月末と同じコースをたどりましたが、今回は標高の一番低いゲート付近も 雪があったため、比較的早くNHKゲートまでたどり着きました。なお、うその口を過ぎたあたりから周りの木々達がいつもと違う輝きを見せている。よく近づ くと霧氷状態になっていました。
うその口1 うその口2
スラロームコース終点の「うその口」で撮影
NHKゲート3 NHKゲート4
NHKゲート付近、1月30日と比べて下さい!本来は1月が この状態で2月下旬で雪のない状態になります。

NHKゲートで昼食(カップエビ天そば)を取り、中級コースを戻ることになりましたが、ゲートから約10kmの位置まで霧氷で輝く木々に囲まれての走行と なり、天然イルミネーションのような感覚でした。あまりの綺麗さに霧氷がなくなるまでの区間は徐行しながらの走行でした。ちなみに、この霧氷状態での走行 はモビラー歴8年の中でも初めてでした。
霧氷1 霧氷2
霧氷で輝く樹木(標高900m)              霧氷で輝く樹木(標高1200m)
霧氷拡大
霧氷の拡大写真(一番手前の枝がぼけて写っていますが枝全体に氷が乗っている感じでした)

そして、中級コースをさらに進むと、例年のごとく天然雪だるまが出現していました。ただし、まだ小さいものばかりでした。次回はもっと大きいものがみれる かもしれません。
天然雪だるま 雪だるまの通り道
今年初登場の天然雪だるま、何かを中心に挟んでいる


翌日の日曜日、地元の人達と合計9人での走行となりました。いつもより人数が少ないですが、賑やかでした。

最初のお化け越えで、先頭がまさかのお化け越え失敗でモビルごと転落!途中の木に引っかかり、フレームが変形したが幸い走行可能。本人も怪我なし。やは り恐怖のお化け越えでした。その後の一本橋以降は問題なく走破し、昨日と同じ場所でUターン。

仲間の別荘で昼食を取り、別荘地をぐるぐるとモビルで遊んでいると・・・スタックした熊谷ナンバーの車が1台!?標高2000mの冬の 八ヶ岳に車で・・・・信じられない状況のため一瞬目を疑ったがやはり身動き取れずにその場に車がある。9人がかりで車を押してスタックから脱出させ、何と か帰路につけた模様。もしモビルで通りがからなかったら、車の中で運転手 +同乗者は死んでいたかもしれない。チェーンを巻いた4輪駆動車でも雪深い場所は絶対に入ってはいけません。今回は当事者のみの笑い話で済んだが、最悪の場合は警察・消防のお世話にな り、なおかつ新聞沙汰になってしまいます。

そして、帰り道のお化けで、急斜面降 下&急斜面登りで遊ぶことになりましたが、自分のPZが突然不調(プラグのかぶりだし)になり登ることを断念。樹海の中を通りロッヂへ戻りました。
仙境都市から
仲間達と最高の場所から眺める浅間山

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