スノーモビル体験記（2003〜2004年シーズン）

　２００４ 年１月２４日　初級コース＆中級コース（野辺山の温度計−９℃、車載温度計−１０℃）

　今年は雪不足で、シーズンの始まりが１月下旬になってし まいました。ちなみに雪質はパウダースノー。風が吹くと空中を舞う小麦粉みたいな雪でした。この日は晴れていましたが、２〜３日前はものすごい天候だった らしいです。

　シーズンはじめということで、勘を取り戻すためオーバ ルコースからスタート。次に初心者コース、今シーズンのお客第１号の特権で、全く荒れていないまっさらなコースを前半は快調。で、Uターンの時に２連続ス タック、 Ｕターンがここまで難しいとは・・・。ちなみにこのコースのＵターン地点は約１９００ｍ、気象条件が整うとダイヤモンドダストを見 ることが出来ます。生まれて初めて見ましたが、本当にきれいです。首都圏から２〜３時間の場所でダイヤモンドダストが見れるとは思いま せんでした。

　Ｕターン後、中級コースへ。去シーズンは吹きだまりのきついキャンバーがありましたが、やはり今年は雪不足。去年に比べて傾斜が緩くなっていました。ち なみに中級コースのＵターンはさすがにスタックすることなく一発で出来ました。


ここの写真は初級コースのＵターン地点の写真です。１月下旬〜２月上旬の一番 寒い時期はこの様に「天然クリスマスツリーになった木々」や霧氷で真っ白に なった木を見ること が出来ます。なお、 今年は雪不足のため、コースのあちらこちらに熊笹が顔を覗かせています。

２連続スタック写真・・・スタックすると写真のようにモビルごと雪に沈み込んでしまいます。
※ちなみにスタックした後は、雪に埋もれたモビルを持ち上げて戻します。（標高が高いため、息切れを起こします・・・ダイエットをしてる人にはちょうどい いかも）

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　２００４ 年２月２８日　上級コース（野辺山の温度計−４℃、車載温度計　０℃）

　今年の雪不足はすさまじい。２月なのに国道２９９号は夏タイヤ ＯＫ？状態で、オーバルコースは消滅して駐車場になっていました。

　この状態ではおそらく今シーズン最後になるだろうというこの日は 快晴。上級コースデビューを果たしました。上級者コースはキャンバーの角度が凄い、話し と現物のギャップが大きい。・・・結局越えられず人任せになってしまったが。北八ヶ岳、標高２２００ｍからの景色は行った人しか分からない特権です。北ア ルプスから浅間山までばっちりです。来シーズンは、１００Ｋｍコースを目指し体力を付けておこう。

　通常は谷側へ向かって雪庇が出来ますが、山側に出来ています。 キャンバーの角度は写真ではさほどに見えないでしょうが、実際に立ってみると恐怖を覚えま す。ちなみに、この場所は標高２２００ｍ、ちょっとの運動（スタックモビル戻し）でもすぐに息切れを起こします。


お待 たせしました！動画を用意しました。（Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｍｅｄｉａ　 Ｐｌａｙｅｒが必要です）
３２０×２４０ドット（データ量は １７ＭＢ）の映像が見れます。　内容は１５分と長い ため、必要に応じて早送りして下さい。

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