雪道走行について
雪道勾配8%の下り坂で休憩するスカイライン 下ってきた道路(国道299号:長野県八千穂村)
スノーモビルやスキー場近辺は、当然雪があります。従って、冬タイヤをはいてスピードは遅めで走行しましょう。特に下り坂とカーブは。ちなみに夏タイヤ
しかないという人はタイヤチェーンをトランクに積んで来ると思いますが、必ずタイヤに巻く練習をしてからドライブしましょう。結構チェーンを巻けないドラ
イバーが多いです。あと、タイヤに巻けるんだけど・・・笑い話のような話で、駆動輪ではない方に巻いて走っている車を見たことがあります。周りから見て大
爆笑であり、後続の車から見れば超迷惑もの。必ずタイヤは駆動輪に巻きます。4WDについては、車の取説に書いてあります。また、冬タイヤだからといって
チェーンを持たない人がいますが、これは大間違い。冬タイヤでも必要なときはあります。
参考:夏タイヤ(左側)と冬タイヤ(右側)。メーカーはともに横浜ゴムでサイズはスカイライン(R34 25GT−t)用です。冬タイヤ(スタッドレス)
は、横方向に細かい溝があります。また、ブロックも夏タイヤに比べて細かくなっています。
スタッドレスタイヤを長持ちさせるために
スタッドレスタイヤを装着したあとは、
120Km/h以下で走って下さい。120Km/hを超えた速度で走ると、瞬く間にぼろぼろになり、使い物にならなくなります。
4WDのゴッツイ車に乗っている人、雪道のストレートはまさに最強の車ですが、カーブについては一般の箱形乗用
車に比べて遠心力が強いため、特にスピードを落として運転して下さい。カーブで曲がりきれずに自爆する車の大半が4WDの車です。
信号待ちをするとき、後続車が
止まれずに突っ込んでくることがあります。そのため、前方との車間距離はかなり開ける必要があります。これは単に玉突きを防ぐだけでなく、自分の身を守る
ために必要なことです。
降雪時に運転するときは、必ずヘッドライトを下向きで点灯させましょう。寒冷
地仕様でリアフォグランプがある場合は、リアフォグランプも点灯させます。以外と視界は悪いです。車内が曇る場合は、外気循環でA/Cを入れます。すぐに
曇りが取れます。ちなみに車内に乗り込むときに、靴や傘などの雪は払いのけてから車に乗ると以外と曇らないです。ワイパーが雪で凍り付いたときは、寒冷地
仕様車ならワイパーデアイサーのスイッチをオン。普通の車はないので、お湯をかける人がいるけど熱湯はダメ、やるなら40℃くらいのお湯で。本来はデフロ
スターでガラスを暖める方法をとります。
ワイパーデアイサー(熱線入りフロントガラス) リアフォグランプ(尾灯より明るく光る赤いランプ)
夜間リアフォグ点灯時 夜間リアフォグ消灯時
あと、燃料につい
ては、特にディーゼル車の人は現地で必ず給油すること。でないと、エンジンの始動が不可能になってしまうためです。これは、燃料の軽
油がグリスやマーガリンのように固まるという都会では信じられない現象が起きます。現地の軽油は不凍剤が添加されているのでこのような現象は起きません。
ちなみにガソリン車も出来れば現地での給油を奨めます。やはり成分が都会と違い、エンジンの始動がスムーズです。