バイクの車検のはなし

 相模検査登録所
相模検査登録所の検査コース

 251cc以上の2輪車は1年おきに車検というものを受けないと公道を走ることが出来ません。しかも、民間車検場に出したときにはお金がもったいない。

 ここで、お勧めなのがユーザー車検。一番安くあげると19200円で出来ます。車検の日はもちろん学校や会社は休まないといけないけど、料金が安い。 ユーザー車検の受け方は次の通りです。以外と簡単なので絶対にお勧めです。それに、継続車検の場合は、全国どこの車検場でも車検を受けることが出来ます。

Step1  車検日までに準備するもの

納税証明書・・・自動車税を払うときに領収印が押される紙です。(一番新しい年のもの)
自賠責保険・・・(古いものと新しいもの)  ※当日、代書屋でも加入できます。
車検証・・・・・・・車検に出すオートバイのもの。
整備手帳・・・・・車検前に点検して記入して下さい。中身をチェックされます。
申請書類・・・・・当日、車検場で購入するか、面倒な場合は代書屋で書いてもらいましょう。
印鑑・・・・・・・・・三文判でOK。シャチハタはダメ。

Step2  予約

車検を受けるときは、車検場に予約をします。一週間前から予約できます。電話番号は、国土交通省のホームページを見て下さい。
電話をかけると自動ガイダンスの声が流れてきますので、その声に従って下さい。そして予約番号5桁と暗証番号は必ずメモしておくこと。

国土交通省ホームページ   http://www.mlit.go.jp/
国土交通省検査登録ページ   http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/inspect.htm

Step3  いざ車検場へ

※自分の場合は、代書屋を利用しているので、代書屋を利用した手順で説明します。

@代書屋で、申請書類を用意する。(代筆代を入れて約1000円)
A  〃   自賠責保険に入ります。(24ヶ月で、13700円)
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B車検場に入り、県税事務所受付で、納税証明書を出します。確認が終わると、申請書類にハンコが押されます。
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C重量税(5000円)と検査手数料(1700円)を購入し、貼付の場所に貼ります。(重量税と検査手数料を間違えないように)
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D検査受付カウンターに行き、必要書類を全部見せる。
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Eバイクを検査コースに持っていき、並びます。順番がきたら、検査を受けます。

検査内容
 順番待ちの時に、ウィンカーやテールランプ、ホーンなどの(日常点検)と呼ばれる項目と、車台番号、エンジン番号などを調べます。
 検査コースでは、排気音量、前輪、後輪ブレーキの利き検査、速度計検査(40Km/h)、ヘッドライトの光軸検査です。
 排ガス規制後販売されたバイクは、排気ガスの検査があります。

 ※不合格になる場合、ほとんどがヘッドライトの光軸です。大きい事故を起こしたバイクは予備車検場でヘッドライトの光軸調整を行っておくといいでしょ う。(2000〜3000円ぐらい)
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F検査が終わったら、書類を受付に出して新しい車検証をもらいます。
 ※住所、名前、車台番号などを確認して下さい。ごくまれに間違えている場合があります。
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G車検のシールを、ナンバープレートの左上に貼り、車検証と自賠責の書類はバイクの書類入れにしまいます。

以上がストレートで合格した場合の流れです。たとえ不合格になった場合でも、車検場の周りに予備車検場がいっぱいあるので、そこで直してもらいましょう。 その日のうちなら何度でも検査を受けられます。

※車検場にいる時間は、上記写真のように待ち時間0分の場合は最短で20分程度です。(3月はめちゃ混み、半日以上かかる場合もあります)

そこそこの改装している場合
 車検対応のマフラー(JMCAのプレートがある)やステンレスメッシュのブレーキホースなどの保安基準の定められている部品の場合は、買ったときに証明 書が付いてきますので、それを車検証と一緒にしておくといいでしょう。

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